きっと私の風が吹く

好きなことを、好きなように

【動画】今後の動画の方向性について

日々のお勤めお疲れ様です。アカツッキーです。

 

黄桜すいのCFが一応の目標達成を果たし、先日まで行なわれていた宮城県白石市東北ずん子スタンプラリーのCFは167%の支援を集め、第三目標を達成して終了となりました。そして来週の21日(月)には新しいVOICEROIDのCFが始まります。元々知っているキャラクターと言いますか、運営の人も知っている方なので黄桜すいとはまた別に応援していけたらと思っています。お財布が死にそう。

【今日の黄桜すいCF観察】

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黄桜すいのゲストハウスで地域おこし2ndステージへ!これまでにない大きな最終目標500万円! | GREEN FUNDING by T-SITE

 

支援額:¥2,538,000 → ¥2,619,000(昨日比:+81,000)

支援人数:101人 → 104人(昨日比:+3)

目標達成まで:残り¥+381,000

 

本日は3名の方にご支援いただきました。ありがとうございます。

3人で8万円ということで、イラストレーター様関連の高額コースに出資していただけたのかなと思っています。ありがとうございます。こうしたCFは目標達成後に(言い方はあまり良くないですが)勝ち馬に乗るイメージで支援していただける方もいらっしゃいますので、今後も変わらず宣伝していけたらと思っています。

 また、本日より目標達成までの項目を第二目標である300万円に設定させていただきました。残り20日で約40万円。厳しい数字ですが、最後までがんばっていきたいところですね。

 

というわけで、表題。

 

 今年に入りまして、毎日動画編集に勤しんでおります。進捗具合は作業内容にもよるのでマチマチですが、月末目指して作業中です。で、今日はめんどくさい作業をやっていたのですが……

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\(^o^)/

 

 というわけで、今日やった作業の4割位が吹っ飛びました本当にありがとうございました。私のPCはメモリやグラボが弱いのでよくフリーズするのですが、普段は10秒位で復帰してくれます。が、今日はそのままお亡くなりになってしまいました。保存しようとしたらこれだからなおのことタチが悪い(´・ω・`)

 まぁ、仕方ないので気分転換がてら今後の動画の方向性について頭の整理も兼ねて書いておこうかなと思います。

 

 先に結果から申し上げると、今後は「無理にネタを入れず、わかりやすい動画」を目指そうかなと思っています。

 

 現在制作中の「ロックマン実況プレイ動画」をはじめ、昨年までに作っていた動画の基本的な方針は「自分が思いついたやりたいことをとにかく詰め込む」というものでした。それ事態はある程度の評価を頂いているようで、ニコニコ動画のタグに「ネタが多すぎてタグに困る動画」が登録されたこともありました。タグ付けて下さった方ありがとうございました。

 それは素直に嬉しいことですし、私自身、自分の過去作を見て「フフッ」となります。よく過去作は恥ずかしくて見れないと言う方も多いですが私は平気で見れます。ここ甘いなとか思うことはもちろんありますが……。

 

 で、最近自分の動画を見たり色々な方の動画を見ていて思うのは、視聴者さんを置いてけぼりにしていると感じることが増えたな、ということ。

 例えば私の「ロックマン実況プレイ動画」では、2001年の秋アニメとして放送されたアニメ「スクライド」に登場する「ストレイド・クーガー」というキャラクターボイスを用いたネタがよく登場します。また2015~2016年にかけて放送されたアニメ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」や2010年にOVA化、2016年にTVアニメ化された「機動戦士ガンダムUC」などの音楽やキャラクターのセリフなどをネタとして使用しています。

 こうしたアニメやゲームなどの印象に残るものを「素材」として動画に使う風潮はニコニコ動画では以前から当たり前のように存在していました。私自身、そうした動画は好きでよく視聴していますし、好きだからこそ自分でも行なっております。

 そんな私はアニメを追わなくなって3~4年ほどになります。最後にリアルタイムで見たアニメは「さくら荘のペットな彼女」とか「PSYCHO-PASS(第一期)」だったかと記憶しています。昨年から爆発的に増えているVTuberなどもTwitterで流れて来た1分前後のもの以外見たことがありません。そうした中で他の投稿者の方による作品で、最新アニメのキャラクターやVTuberの作品内のボイスなどを素材として使用している動画に出会うことが増えました。その時にコメントでキャラクター名やVTuberの名前、特徴的なコメントなどが流れているのを見ると、ひどく置いてけぼりを食らったような気になるのです。

 学生時代にクラスメートがとある話題で盛り上がっている中、それについて何も知らないため話に混ざれない、混ざっても話についていけなくて場の雰囲気を壊してしまったり……そんな状態に近いものです。その時ふと思いました。

 

私の動画も独りよがりになっているんじゃないか?

 

 元々私は「自分の作りたいものを作る。それが他人にウケたら儲けもの」という考え方で創作活動をしています。ただ同時に「他のなにかに使えたはずの貴重な時間を頂戴しているのだから、少しでも満足して欲しい」とも思っています。

 しかし前述したように、私はアニメやゲームなどから素材を作ります。そして私が使うアニメなどは、いまの高校生くらいの人が知ってるかどうか怪しいような古いものが多いです。その場合、私自身が感じた虚無感に襲われているのではないかと、そんなことを考えるようになりました。

 

 ナイツというお笑いコンビをご存知でしょうか?yahoo(ヤフー)のことをyahoo(ヤホー)という、あの漫才コンビです。

 かつてTBSで放送され社会現象にもなった日曜劇場「半沢直樹」の有名なワンシーンを元にしたネタを披露したことがありました。人気ドラマということもあり、お客さんはオオウケ。しかしそれをテレビで見ていたという半沢直樹を知らない友人は「何が面白いのか全然わかんなかった」と言いました。これも、ある意味で「知っていることを前提にした笑い」であり、知らない人がいるということを想定したものではありません。

 

「じゃあ使う素材の元ネタを全部説明するの?」

ハッキリ言って作る方も見る方もめんどくさいです。

 

「事前に視聴者さんに勉強してきてもらうの?」

普通に考えてほぼ不可能でしょう。

 

 ではどうするか?私個人の答えとしては「そうした既存のものに頼らなくても面白いものを作ること」が一番わかりやすい答えではないかと思います。

 元ネタがあるものは音楽にしろキャラクターにしろ声にしろ、多くの場合プロが関わっているためクオリティが非常に高く、人気作品であればあるほど知名度があります。また、ニコニコ動画などにおける有名な方が使うことで一気に認知度が上がったものなどもあります。そうしたものを使えば、よほどのことがない限り「なんとなく面白いものに見えるもの」が作れてしまいます。素材の組み合わせやタイミングなどにセンスや知識はもちろん必要ですが、個人的には他人の褌で相撲を取るとはこのことかと、最近は特に感じます。

 

 とはいえ、じゃあそういう素材を使わないで面白いものが作れるのか?という話になりますが、それこそ知識とセンスをどれだけ磨けるか、という単純でわかりやすい答えに帰結します。

 正直な話、私はAviutlの説明書とも言える「AviUtlの易しい使い方 | AviUtlを中心に動画全般の事を解説するサイト」をきちんと読んでいません。そのため「クロマキー」と「ルミナンスキー」の違いや、「マスク」の使い方など知らないことが山のようにあります。現在制作中の動画内で使用しているエフェクトも、そうしたことに詳しい動画投稿仲間に相談したら作ってくれたものです。中身はとてもシンプルですが、知識のないいまの自分では作ることは間違いなく不可能でした。

 このサイトに載っていない編集技術は世の中に多く存在していますが、このサイトに掲載されている基本から応用・発展に至るまでの知識を自分のものに出来れば、同じ設定の動画でもその見栄えは雲泥の差となるでしょう。

 センスを磨くには知識や経験のインプットが必要です。いまの私は新しいアニメやゲームはもちろん、読書や映画・音楽鑑賞もほとんどしません。やってもほぼ同じものを繰り返すばかりです。それで新しい刺激をインプットなど出来るはずもありません。

 

 日本の伝統芸能である落語や歌舞伎などの演目を知っている方はどれほどいらっしゃるでしょうか?有名な「まんじゅうこわい」とか、タイトルだけでは「ナンノコッチャ」だと思います。他の演劇やオペラなどあらゆることに言えることですが、知らないもの、初めてで右も左も分からないものを面白く見せるのに不可欠なのが間違いなく演者です。どんなに面白い台本でも、どんなに素晴らしい演出でも、その中心にいる演者が台本を覚えていなかったり、演出の順番を勘違いしていたりすれば、それだけで台無しになります。

 演者を最も輝かせるためにはどうすればいいか。

 その主題を忘れてはいけないと思います。

 

 VOICEROIDという演者の力を借りて、私は動画を作っています。しかしこれまでの自分の動画は、演者を無視した演出家の暴走に寄る過度な演出に傾倒した 作品であったと反省しています。

 VOICEROID劇場やVOICEROID遊劇場、VOICEROID解説やVOICEROID朗読……作ってみたいものはたくさんあります。

 現在制作中のロックマン実況プレイ動画については、これまで通りのスタイルでシリーズを完結させたいと思います。その後の作品については、演者であるVOICEROIDを中心に、実況プレイであればゲーム本来の魅力を伝えられるように。そういう配慮をした動画を作れたらと思います。

 

*まとめ*

  1. ネタなど過度な演出は控える
  2. 動画製作者として知識や技術をきちんと学ぶ
  3. 二次元はもちろん、色々なものに触れる機会を増やす
  4. ゲームなどの雰囲気を大切にする
  5. 息抜きにネタ動画作ることもあるけど許せ

 

 長々と書きましたがそんな感じ。まぁ一番はロックマン作ってて自分がめんどくさいって思ったことですが(マテ)、次点で「ニコニコ動画とか知ってる人しか面白くないよなこれ」って思ったことですね。同人の一次創作と二次創作みたいなもので、自分のアイディアやセンスで面白いって思ってもらえるものが作れたら、それこそ作る側としては作りて冥利に尽きるというもの。

 そうなれるように、今年は少しずつ勉強していきたいものです。

 

 といったところで、今日はこれにて。

 北日本~関東辺りまで、この土日はとても冷え込んで雪が降るかもという話もあります。

 どうぞご自愛ください。